ときどき所得などのデータを平均値(算術平均)のみで示している記事があります。しかし極端な外れ値があったり、著しく非対称だったりするデータは中央値で扱わないと実態がよく分からなくなってしまう場合があります。「平均所得600万円!」に騙されないように「平均値」と「中央値」の違いを実感しましょう。
追記1:以下の分布はLog-normalを仮定しているため必ず 中央値<平均値 です。そうじゃない分布も当然存在します。
追記2:このページの趣旨は「平均値だけ見ても実態がよく分からんこともあるので元の分布や他の統計量も気にしようね」ってことなので一々「最頻値も見なきゃ駄目だ」とかメールしてこなくていいです。
使い方:スライダをグリグリ動かして、それぞれの代表値を持つ分布の例を見てみよう。